保税アート事業(オークション・フェア・ギャラリー)

保税蔵置場を活用したアートオークションを企画・開催

羽田空港の新たな価値創造のため、グループ会社の株式会社羽田未来総合研究所による、アート・カルチャー領域における知見を生かし新たなアート事業を展開しています。

羽田で開催する"強み"

日本国外にある作品のアートオークションへの出品は、従来は作品ごとの輸入通関時に課税されていたため出品数が限定的でした。保税蔵置場※1を活用することで、関税などを留保した状態で海外からの出品が可能となります。これは日本空港ビルグループが長年培ってまいりました保税管理手法の経験を応用したものであり、日本の出入り口と言われる羽田空港の利便性に加えることで国際的なアートオークションなどを誘致、開催することが容易にできるようになりました。

※1 2020年12月1日付および2021年2月26日付関税法基本通達一部改正により、保税地域(外国貨物の積卸し、運搬、蔵置などの行為をする場所)で実施が可能となったオークションのこと。2021年10月に羽田空港で日本初の保税アートオークションが開催された。

幅広いオークション事業展開

日本空港ビルデング株式会社では、羽田空港内での保税オークション実施の他、空港及びその他の場所における保税アートオークションに関するコンサル業務の提供も行っております。

開催実績

2021年10月1日
主催:株式会社ニューアート・エストウェストオークションズ
会場:羽田空港第1旅客ターミナルビル6階 ギャラクシーホール
落札総額 約26億円
2022年3月30日
出展 United Asian Auctioneers
(主導)Shinwa Auction株式会社
(参画)Larasati auctioneers, iART auction, Asian Art Auction Alliance
会場:羽田空港第1旅客ターミナルビル6階 ギャラクシーホール
落札総額 約31億円